遠征報告2011・梅田先回り北九州行き編~梅芸公演観劇~
まだ梅雨は明けてないはずなのですが、
今日は一日天気が良く、洗濯も良く乾いた大分。
大分市内で一番早く開催される夏祭り“長浜さま”も始まり、
確実に夏は近付きつつある今日この頃です。
さて。。。
今季5ヶ所目となったトリニータのアウェイ戦参戦の為の遠征。
今回は、梅田芸術劇場で上演される宝塚の公演観劇と組み合わせ、
「梅田先回り北九州行き」という、これまた無謀な旅程を計画。
どうしても九州圏内のアウェイに自分の車で行きたかったので、
苦肉の策で計画を立てました。
まずは、先回りした「梅田芸術劇場公演観劇」から。
7月1日に初日を迎えた梅田芸術劇場での公演に、
自身一押しの蓮城まことさんが出演しなかったら、
北九州へ単独で行くはずでした。
梅芸での公演は20日弱の期間で、
その期間中、行けそうな日が初日しかなく、
でも、2日の北九州戦は絶対行きたかったので、
「じゃ、組み合わせて行っちゃえ!」と言うことで、あれこれ考え、
1日に梅田へ行き、初日の公演を観劇し、
その日は大阪に泊まり、翌日北九州に行こう!ということに。
当初はJRで行くことも考えていたのですが、
やっぱり車で行きたいなぁと思いなおし、
結果、飛行機を使って大分と大阪間を往復し、
大分空港から自身の車で北九州へ向かう、という、
誰もが「ようそんな計画たてきるなぁ!」と思うような計画を立てた訳で・・・
大阪へ向かったのは、公演当日の1日。
昼前に伊丹空港に着く便で飛びました。
飛行機に乗るまで悩んでたんですが、
結局、蓮城さんの楽屋入り待ちにも参加する事にしました。
初日、しかも梅芸公演の楽屋入りに参加するのが初めてだったので、
ファンクラブのお仲間にメールをして、スタンバイ場所まで連れて行ってもらったり・・・
おかげで無事に蓮城さんにも会うことが出来ました。
今回観劇した公演は、
ミュージカル
『ハウ・トゥー・サクシード』
1961年にブロードウェイで初演され、1417回のロングラン記録を持ち、1962年度のトニー賞最優秀ミュージカル賞など数々の賞に輝いたヒット作で、現在ブロードウェイでの再演が大きな話題となっている。
宝塚歌劇では1996年に真矢みき、純名里沙、愛華みれを中心とした花組で上演し、大好評を博した。
1950年代のアメリカのビジネスマン社会を皮肉ったミュージカルで、話題のビジネス成功法を耳にした窓拭き青年フィンチが、波乱万丈の出世街道をまい進する姿をユーモラスに描いたコメディ作品。
(宝塚友の会 チケット会員選考販売のお知らせリーフレットより抜粋)
*写真は公演のプログラム*
かれこれ20年近く宝塚を見て来ている私でありまして、
この『ハウ・トゥー・サクシード』の初演も観劇しています。
1回きりの観劇だったんですが、とにかく楽しくて、
休みとチケットの残券状況が合えば、もっと観たい!と本気で思った作品でした。
恐らく、この作品が再演されると言うだけでも観には行ってたと思いますが、
その公演に蓮城さんが出演するとなれば、もう確実に観に行かなくては!!!
となる訳です。
しがないビルの窓拭きのフィンチは、「努力しないで出世する方法」という本を愛読していました。
出世を強く望むフィンチは、その本に書いてある指示に従い、ある大会社のオフィスを訪ねます。
そこで、ロビーで社長とぶつかってしまったフィンチが「職が欲しいんです」と言うと、「それなら人事部に行きたまえ」と社長。
フィンチは人事部長と交渉する。
フィンチの口ぶりから、彼が社長と懇意だと誤解した人事部長は、フィンチを採用する事にする。
まず郵便室勤務となったフィンチだが、そこには出世を狙う、社長の甥のバドがいた・・・
アメリカンジョークがちりばめられていたり、
コーヒー中毒と言っていいほどの社員たちが、コーヒーがなくて大騒ぎをしたり、
ミュージカルナンバーも楽しくて、観ている側もとにかく楽しい!
宝塚の専門チャンネル“宝塚スカイステージ”での座談会でも、
「演じてる私たちも楽しくてたまらない」というコメントも出ていました。
CDを持っていて当時良く聴いていたので、
ほとんどのミュージカルナンバーは聴き覚えがありましたし、
一緒に手拍子をしたり、覚えてるナンバーは口ずさんだり。
観劇後の楽屋出待ちでご一緒したファンクラブの代表さんは、
初演を見たことがなくて「面白かった~!あっという間やったです」と言われてました。
「演じる人、観劇する人、全ての人がハッピーになるミュージカル」
ホントに楽しいひと時を過ごすことが出来ました♪
今回、初日の公演と言うこともあり、いくつかのイベントが開催されてました。
劇場の開場前に行われたのが、鏡開き、ならぬ
「コーヒーカップ鏡開き」
とは言っても、
そんな大きなコーヒーカップはないんですが(汗)
コーヒーカップを模したものをポン!と叩き、
「鏡開き」ということにしたみたいでした。
ファンクラブの幹部の方々がバタバタと整理券を準備して下さって、
楽屋入りに参加したお仲間数人と一緒に、その様子を観ることが出来ました。
(写真撮影が出来なかったので、入場する時に飾ってあった「コーヒーカップ」を撮影)
公演の幕間には、グッズが当たる抽選会も行われ、
過去、こういう抽選には全然当たったことがない私なのですが、
今回どうしたことか、座席Noピンポイントで当たってしまいまして・・・
フィンチ役の音月 桂(おとづき けい)さんと、
ローズマリー役の舞羽 美海(まいはね みみ)さんの、
それぞれのサインが入った四つ切りサイズのフォト。
フォト自体はショップで販売されてるモノなんですが、
販売品にはサインは入っていません。
ある意味“限定品”
もう・・・家宝にします!!!
これでまた、生涯の幸運をかなり使っちまったなぁと。。。
(これは、少なからず翌日現実化します)
観劇後、観客全員に出口で配られたモノもありました。
これ、劇中でフィンチが常に手にして読んでいる、
『努力しないで出世する方法』という本の表紙と同じデザインなんです。
これを開くと、中にはこんなモノが入っておりまして・・・
公演のスポンサーと言う訳ではないようなんですが、
多分、公演に「コーヒー」をモチーフにした場面があったりすることから、
UCCが協力したのかな?
ゴールドスペシャルのスペシャルブレンドのドリップコーヒーを頂きました。
まだ飲んでないです。
何か、特別な日?にじっくり味わいながら飲んでみたいなぁ~
蓮城さんとは、楽屋の入りと出でお会いしました。
大劇場での楽屋入りとは違い、ファンクラブの会員で一角に固まって待機し、
蓮城さんがやって来て、私たちを前にちょっとお話をして、
楽屋に入っていくのを「いってらっしゃ~い!」と見送り、
公演を終え帰っていくのを「お疲れさまでした~!」と見送ります。
入りの時はいつもテンションが高めの蓮城さんなんですが、
公演後の出も高くて(笑)
「キムさん(音月さんのニックネーム)も汗だくで踊ってらっしゃいますが、私もなんですよ」
なんて話もしてました。
お稽古の段階から「もう楽しくてたまらない!」と言っていただけあって、
初日を迎えて更に楽しまれているようでした。
千秋楽の17日まで、ハッピーパワーを客席に送り込んで下さいな!!
蓮城さんとのひと時を過ごし、20時前に解散。
余韻に浸りながら伊丹空港近くのお宿へと移動したのでした。
~北九州遠征~へ続く・・・
最近のコメント